人物
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説明
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根原金殿
<玻座間村>
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(ネーレカンドゥ)
屋久島から渡来した根原金殿は、ミシャシ(美崎)付近の土地を所有し、玻座間村の祖とされている。
北の美崎のアイヌソイ・イルノソイなどの大きな岩の近くの海を領有した。
根原カンドゥ 一番勢力が強く、徳も高かったとされている。
他金殿一族を追い出して、新里村に陣を構えた。
『栗の神』
祀られている御嶽:玻座間御嶽(ウーリャオン)
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他金殿
<花城(ハナック)村>
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(タキドゥン)
沖縄本島から渡来した他金殿は、花城村の祖とされ、力比べや船漕ぎ競争などが得意だった。
花城村の他金殿は、土地よりも海を所望し、竹富島の東〜南の海の所有者になった。
他金殿は六山の中で一番最初に来島した首長で、当時竹富島は『タキドゥンの島』と呼ばれていた。『タケトミ島』の名前の由来もここにある。
他金殿一族はその後、根原金殿に追いやられ、花城村に移動したとされる。
『海の神』
祀られている御嶽:花城御嶽(ハナックオン)
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久間原発金
<久間原(クマーラ)村>
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(クマーラハツカネ)
沖縄本島から渡来した久間原発金は、久間原村の祖とされ、植林に努めた。
久間原村の久間原ハツは、ヒシャール・クムイ・カイジなどの土地を所有したが、耕作地として不向きだったので、植林に励んだ。
南西の海を領有した。
『山の神』
祀られている御嶽:久間原御嶽(クマーラオン)
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塩川殿
<波利若(バイヤ)村>
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(スーカードゥン)
徳之島から渡来した塩川殿は、波利若村の祖とされ、6人の酋長のうち最も若かった。
波利若村の塩川殿は欲がなく、新里村の一角のわずかな土地と竹富島の東北の海を領有した。
しかも塩川殿は、一番若かったので「雨の神」になって、先輩の酋長たちの作物の生長を祈った。
『雨の神』
祀られている御嶽:波利若御嶽(バイヤーオン)
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新志花重成
<仲筋村>
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(アラシハナカサナリ)
沖縄本島(または大和の国)から渡来した新志花重成は、仲筋村の祖とされ、麦の耕作に努めた。
仲筋村の新志花重成は、南端のブサシというところに城を築いていたが、地形が悪く、水にも困り、島の中央部の土地を所有し、仲筋部落を立てた。竹富島の北西の海を領有した。新志花重成の愛犬が仲筋井戸を発見したという伝承がある。また新志花重成は自分の見張台に、ンブル丘を築き上げたという。
『麦の神』
祀られている御嶽:仲筋御嶽(サージオン)
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幸本節瓦
<幸本村>
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(コーントフシンガーラ)
久米島から渡来した幸本節瓦は、幸本村の祖としてされ、大豆・小豆の耕作に努めた。
幸本村の幸本節瓦は、竹富島の西方のフージャヌクミ付近の土地を所有し、豆類を栽培した。竹富島の西の海を領有した。
根原金殿の妹を妻にめとり、一番早く、根原金殿に同調した。
『豆の神』
祀られている御嶽:幸本御嶽(コントゥオン)
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