―集落の形成―
14世紀〜現在
■集落の形成
祖納や古見は古くから開け、祖納は現在までも集落が続いている。
琉球王府時代の寄人政策により、西表島へ幾度も移住を行ったが、マラリア病、飢饉、明和の大津波などの災害により、集落は廃村を繰り返している。
西表で一番古い集落は、祖納や古見であったが、古見は18世紀後半から新しい集落になっている。
その他、西表島の多くの集落は、戦後、マラリアが撲滅してから形成された。
<西表島の集落の形成概要>
※マラリア時代は、集落がなりたたなかったことがわかる。
※今ある多くの集落は戦後形成されたもの。
※高那地区へは、小浜島以外の島からも強制移住させられている。
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<祖納の集落>
西表で一番古い集落。
慶来慶田城家のゆかりの地。
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<大原の集落>
今は東部で一番大きな集落。
戦前に新城島から多くの人が移住した。
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<白浜の集落>
最西の集落は、炭鉱採掘の時代出来た
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<大富の共同売店>
共同売店とは集落の住民が共同で
出資して運営する店。
大富は戦後、大宜味村と竹富島の
人たちが造った集落だ。
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<星立の集落>
今はひっそりとしている星立の集落。
戦前からあった古い集落だ。
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<船浮の集落>
奥西表で残っている集落は船浮だけ。
崎山、網取、鹿の川の歴史は、
もう遠い昔の話。
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