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島の散歩

沖縄離島。行くたびに表情が違う沖縄の島じま。
僕だけの島のシーン。

おきなわの離島   

       Copyright (C) 2008 Naritoshi Yamaoka

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僕は最初から沖縄離島を全部制覇しようとしたわけじゃない。いろんな島をみてみたかった。



慶良間諸島 座間味島上陸。
一番最初の沖縄離島は座間味島だった。ダイビングで初めて訪れた座間味島。
外観は黒い島。早くから観光地化されていて、にぎやかなところ。とても僕の想像していた南の島という感じには、ほど遠いものだった。沖縄というところがリゾートだと思っていた僕は、面食らった感があった。
しかし、石厳當もあれば・赤瓦の家だってある。夜に慶良間鹿を見に行ったり、ヒージャーを見たりと、少しずつではあるが、沖縄を感じ、知っていくのだった。

クジラのモニュメントもなかったこの頃。
今よりちょっとだけ静かだった。

どこの展望台だったか覚えてない。
展望台から見る島々と海がただただ美しくて。。。

港に止めてあった当時現役のポンコツ車。
さすがにもう動いていないだろう。

はじめての沖縄はアカバナーも目新しかった。



海の中に夢中。そしてクジラの虜に。
ダイビングで、慶良間諸島や伊江島をまわる。透明度のいい海と、珊瑚に魅せられて水中の世界に夢中になる。阿嘉島では台風に遭遇し、家の中にずっと閉じ込められたこともあった。
そうしてクジラの虜になった時は、朝早くから船に乗り、夕方遅くなるまで帰らなかったっけ…。

台風のあとのニシバマ。砂がまっていたけど、
他に比べれば全然きれいな海!

突然の魚の群れに、胸の高鳴りが最高潮になった。

突然のジャンプに感激!

クジラの尾びれの、傷跡やフジツボがくっついて、
いたいたしかった。

八重山諸島 黒島上陸。
そして、もっといろんな島をよく知ろうと、八重山黒島に行くことになる。ダイビングなしの沖縄。本当に面白いかなぁっという不安もよぎる。
離島桟橋を出て、船が島に近づくにつれて青くなる海。黒島港についた時には、一面のきれいな派手なシアンの海が僕を迎えてくれた。
あぁ来て良かった〜。

離島桟橋の下を見るとはミナミハコフグが!

八重山にもこんなきれいなビーチがあるのかと感動。
(黒島 仲本海岸)


それから怒涛の島巡り開始。
とにかくいろんな島を見てみたかった。宮古地方の白砂に感激し、はての浜の広大な白砂に興奮。
夏は毎週のように沖縄に飛び、いろんな島をまわった時期もあった。よくお金が続いたなぁって思うけど、安い宿に泊り、贅沢しなければ、結構なんとかなったもんである。

行くたびに違う色をみせてくれる波照間の海。

まだ陸とつながっていなかった古宇利島。
橋の建設が進んでいた。

台風のせいで西平安名崎の風車がひとつになった。
(現在はひとつも羽がない)

たまたま行った粟国島で村の祭りと出会う。
このころから沖縄の文化に興味をもつようになった。



人とのふれあい、弧島の旅。
制覇した島が多くなると、未踏の島は孤島であることが多くなる。
一見は百聞にしかず。その島がどんな島なのか、実際に行ってみないとわからない。
とりあえず行ってみようという気持ちで行く。
実際行ってみると、いろいろ考えさせられることが多いけど、他の島以上に人の温かさを感じるのであった。

泊るところのない前島で
「夏だったらここに寝れば平気だよ!」
と言ってくれた。

帰り際にオバアが持たせてくれたお菓子。
とってもうれしかった。(オーハ島)

スコールで、こんなアダンの木で雨宿り。
葉っぱが細いのでズブ濡れになっちゃった。
(宮古 水納島)

北大東島では琉球とは違った島を感じた。

まだまだいってみたいところはたくさんある。
有人島でまだいっていないのは新城下地島の1島のみ。しかし再来したい島もいっぱいあるし、無人島にも行ってみたい。島の文化にももっともっと触れてみたい。島の散歩はまだまだ続くのである。





瀬戸内、能美島に生れる。島で生まれ育ち、以来海とのかかわりは深い。
海辺が好きで、少し変わった写真を撮るのが好き。20代初めから水中写真も始め、「海とやすらぎ」をテーマに国内外を問わず、いろいろな島や海を求め写真を撮り続けている。
雑誌の掲載活動のほか、ニッコール大賞をはじめ、多数の賞を受賞する。
著書:『おきなわの離島 島の散歩』新日本出版社


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