島の散歩
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5日目 : 5日目の朝、西を散策。

























水納島66:5日目の朝、西を探索
5日目の朝。
そういえば、5日目にもなるのに、島の中の道、西に行く道には行っていない。
ということで、島の西に行こうと。
地図でみると、西に行く道の終点はあのきれいなサンセットビーチ。
『ビーチ砂を歩くより、島の中の道を歩くと随分楽だろうな』と、開拓の野心が心の中にともる。
 
そうして、日が出たばかりの水納島を歩いていく。
真昼よりは涼しいはずなんだけど、結構暑い!
汗をかきながら、島の道を歩く。


水納島67:島の中の道。
水納の島の中は、相変わらずの白砂の道と、草原。
見渡すは、草原と、テリハボクなどの防風林だけ。
 
途中、石垣の後とか、石積みの建築物のあととか見つけたりする。
あそこに昔なにがあったんだろうか?
家だろうか?井戸だろうか?はたまた自然の造形物?(たぶんそれはない)
横目にしながら、さらに西に進む。


水納島68:グンバイヒルガオロード
だいぶ西に歩いたころ、
不思議なのは、道沿いにグンバイヒルガオが生えていること。
ここ、ビーチじゃないんだけど、たくさん咲き乱れている。
「すごい、グンバイヒルガオロードだ!」って喜びながら、写真をパシャパシャ撮ってしまいました。
 

水納島69:西の果て。
そして、門にぶちあったってしまった。
 
これ以上は西に行けない。
本当は、この先にサンセットビーチ(浜崎)があるんだけど、これ以上はいけない。
多分この縄ほどいて、また絞めとけば、宮国さんにも怒られないだろうなとも思ったんだけど、良心が痛む。
牛のサクなんだろうけど、やっぱりできない。ということで、これ以上はあきらめるのだった。
また、ビーチ側から行けばいいじゃん。


水納島70:牛舎。
ちなみに、門を右に行くと、なんと牛舎だった。
どうやら、水納じゅうの牛はここに集められているようだ。
僕が牛舎に近づくと人気をきらったのか、顔を出していた牛は中に隠れてしまった。
 


水納島71:牛!
牛舎を引き返し、帰ろうと思ったとき、隣の茂みには牛がいっぱい!
なんだこりゃ!っておもい。
「ちょっ・ちょっ・ちょっ・ちょっ・」(猫をおびき寄せるときの舌打ち)とすると、
牛がどんどんよってくる。
サクはしてあるけど、近寄るとちょっと怖い!(すげぇ!水納島。)
 


水納島72:家のまわりの散策。
さて、宿に戻って、ご飯を食べて、またまた散策。
もう、家の周りの散策もあきたなぁと思いながら、
かといって何が起こるかわからないのが島の散歩。
でも、同じシーンだ。

※クモガイの殻。正式名称は忘れた。クモガイは身は少ないけど、とってもおいしい。
 殻は魔よけの意味もあり、沖縄では家の前に飾られたりする。
 


水納島73:サバニ
宮国さん家の近くに、壊れたサバニがある。
壊れたというより、つかわなくなって穴が開いてしまったんだろう。
そのまま放置されている。
何故か、子供が喜んで、また、嫁さん喜んで、この中に入って記念撮影とかしてしまった。
 


水納島74:怪しい雲。
さて、家族そろってまたいつものビーチに行く。
ビーチといっても何もないんだけどねぇ。
ところで、北にとても大きな入道雲がある。
さっきみたときよりもずっと大きくなっている。
「もしや?」そう、昨日多良間でスコールがあったの覚えているから、
急いで、干していたふとんや洗濯物を家にいれる。
そして、ビーチに行くのだった。
 


水納島75:スコール。
そして、ビーチにつくと、雲はどんより、辺りは薄暗くなってしまった。
あぁ、こなきゃよかった。
とりあえず、雨宿りできそうなところを探すけど、アダンの木ぐらいしかない。
いちばん密度が濃そうなアダンの群落に行く。
そうしたら、すごいスコール!きたきた。
雨は大粒。久々の迫力あるスコール(と感心している場合じゃない。)
カメラは防水のビニール袋にいれ、ビニールシートをかぶる。
多分10分ぐらいでやむんだろうなぁと期待しつつ、じっとしのぐ。
アダンの群落には入ったけど、はっぱの間から雨がいっぱい落ちてきて、全然役に立たない。
あぁきつい。僕はいいけど、子供がかわいそうだった。(反省!)

※イメージ図(写真は伊良部島のもの)
 カメラはビニール袋に入れていたので撮影できなかったけど、こんな感じの大粒のスコールだった。
 


水納島76:スコールの後は
スコールの後は、うそのように晴れた。まぁいつものパターンだけど。
上半身裸になって、服を乾かす。
せっかく晴れたのだから、もっとビーチにいたいところだけど、
体も冷えてるので、今日は30分程度でビーチを後にすることにした。

※スコールの後のビーチ。やどかりがチョコマカと。。。
 

水納島77:モウーさん!?
ビーチから帰って、昼ごはん。
そして、家の周りがザワザワしているなぁっておもったら。
たくさんのモウーさん。家の周りは牛がいっぱい。
そう、宮国さんの放牧は、そう家の周りも放牧場所になっているようだ。
なんだか、見ごたえあるけど、ギャーギャーと子供は泣いて内に閉じこもってしまった。
確かに、草取りと放牧がいっしょにできて便利いいんだろう。
 
 

水納島78:ヤドカリ
ところで、この島、ヤドカリがとても多い。
モンバの木の下とかはヤドカリの巣になっている。
アーマンとかも多いし、ヤドカリ好きにはたまらないだろう。
 


水納島79:海へ。
午後になって、また泳ぎに行く。
何を撮ろうかなって、今日は水辺を歩いていたら、カニ発見。
はずかしながら、カニを追いかけてしまった。(というよりカニさんごめんなさい)
カニは逃げるときにも横を向いて泳ぐ。それを見て関心しながら、やっぱり追いかけるのだった。
 


水納島80:東側のビーチ。
海から上がった後は、また東側のビーチの散歩。
少し、目がマニアックになってきてるので、景色を見て歩くのではなく、
下を見て歩くようになってしまったのか、小さな小さなヤドカリを見つけた。
本当に小さいヤドカリ。ヤドカリの赤ちゃん。
これからどんどん大きくなって、宿の貝殻もどんどん変えていくんだろうな。
人生まだまだ長い。
 


水納島81:東へ
東側のビーチからさらに東へどんどん歩いていく。
どうやら、東になるほど小石が混じって砂が粗くなっているような気もする。
砂は粗いけど、好きな感じの砂だな。

※粗い砂、カニ発見!(写真の真ん中にスナガニがいる。)
 


水納島82:ゴツゴツとした岩。
島の東側はゴツゴツとした岩場。
 
少し迫力のある岩がが続く。
ちょっと港の周りを散歩しようとしていただけだったのに、
結局、パナリ崎までいってしまうことになった。


水納島83:パナリ崎の入り口
パナリ崎を回って、パナリ崎の入り口から、逆に島の中にはいる。
と、思ったら「ガサガサガサ」と音とともにヒージャー発見!
※ヒージャーの写真は写真中央、本当に小さいです。m(__)m
 

ここは、水納神社にも近いし、日が傾いたこの時間帯は、ここヒージャーのたまり場のひとつなんだろう。
くそー!もっと早く気づけばよかった。


水納島84:海辺
水納島の南北1号線を通って、北側から宿に帰る。
宿に帰る途中みる海辺の風景。
アダンが少しだけ、橙炉になっている。
いままで島の南側メインで散歩してきたけど、島の北側も結構いいなって思う。
 


水納島85:いよいよクライマックス。
いよいよクライマックス。そう、ヒージャー発見。
帰り道にガサガサと音がする。
たぶん、先ほどパナリ崎の入り口で見たヒージャーだろう。
まだ、ヒージャーの姿は見えていないが、この道のカドを曲がったら多分ヒージャーはいるだろう。

☆ここではじめてこのブログを見る人のために解説。
・ここのヒージャーは野生のヒージャーでとても逃げるのが早い。
 人気を感じたら逃げてしまうので、中々写真がとれない。
 このツアーにおいても何度もヒージャーと遭遇したが、
 姿をみたかと思えばさっと消えてしまうというすばやさだった。
 僕は絶対にこの島のヒージャーの写真をカメラにおさめようと意を決していた。

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道の角にさしかかったとき、さぁ胸の鼓動が高鳴る。
ピントを合わせ(こういうときは置きピン)、絞りをあわせ、シャッター速度は1/500秒以上になっているのを

確認。
よし、準備OK!そして、ダッシュ!走る。
足音を立てずに、ダッシュしたおかげで、2、3mぐらいは近づけたと思う。
途中、ヒージャーは僕に気づきあわてふためいたけど、もう遅い。
よしよし。

※結局こんな写真が撮れました。あわてて逃げるヒージャー。たいした写真じゃない?
 でもこの写真は一番満足できる、一番思い出の写真です。

【角を曲がってダッシュ!】
「なんだ、あれは。」
 

「人間だ!」
 

【走る!】
 

【逃げる!】
 

あ〜逃げられた。。。でもこんなに近寄ったので満足。満足。


※ヒージャーよ、ごめんなさい。動物愛護団体の方すいません。ただ写真が撮りたかっただけです。
 深追いはしていません。



水納島86:夕方
そして、夕方、再びみんなで、いつものビーチに行く。
今日はハナ曇(雲がなく晴れてるけど、薄いモヤがかってる状態で、空の透明度が低い)なので多分水平線に沈む夕日は見えないだろう。
赤く染まるアダン、赤く染まるビーチを見ながら楽しんだ。
 


水納島87:夕方2
日が沈んだ後、家族をつれて帰るんだけど、
たいしたことないと思っていた今日の夕暮れは、実はとってもよかった。
雲もないし、やたらオレンジだ。
港の近くまで家族を連れて帰ったあとは、一人行動にまた走り、真っ暗になるまでまた夕暮れの写真を撮るのだった。
 


水納島88:夜
ご飯を食べて、また星の写真を撮る。
なんといっても水納は星がきれいだ。他の離島だって確かにきれいなんだけど、家の前で写真が撮れるのは水納島以外は浮かびにくい。
街灯もないし、星の明かりが街灯のように明るくて。調度ペルセウス座流星群の時期だったので、流れ星もちらほら
みられる。
とっても至福なひとときだった。
 






                  (6日目:朝日。岩群に日が昇る。) 

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