島の散歩
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3日目、今日はもちつき
























北大東島37:3日目。
天気予報は良くなかったけど、今朝は晴れてる。
朝飯前の島の散歩
さぁ、忙しいぞ。



北大東島38:朝
朝の日はとっても柔らかくて、
サトウキビ畑が暖色にそまる。



北大東島39:宿舎
これは燐鉱石採掘の旧宿舎だろうか。
赤く照らされる。



北大東島40:船の駐車場?
朝飯食べて、いよいよ島の散歩開始。
とおもったら、これは何?

そう、これは船の駐車場。
北大東島は船を港につないでおくことができないから、
クレーンで船を上げ、港の近くに運んで置いておくのだ。



北大東島41:中野地区
そして中野地区へ。
中野地区は、島の真ん中。
役場や警察、学校やJAとかあって一番街中のような気がする。
家が点在している北大東だけど、家も多少密集しているかな。
もちろん、家はトタン屋根が多い。




北大東島42:花
花も多いんだけど、
最近花の名前もわからなくなってしまった。
でもきれいであればいい。




北大東島43:サトウキビ畑に囲まれる家
サトウキビ畑が多いから、
サトウキビ畑に囲まれた家を、ザラに見ることができる。




北大東島44:馬鈴薯
馬鈴薯(じゃがいも)畑。
サトウキビ畑だけじゃないところが、
はいからじゃないところが、北大東島らしい。




北大東島45:定期船だいとう。始めてのクレーン。
さて、今日は、定期船だいとうの来る日。
始めての乗船客がクレーンで上陸するのを見物しようと、
今日は待ちにまっていた。
正確な時間を知るために、あらかじめ船の事務所に行き、
9:30江崎港と言うことを調べる。

そして、ちょっと早かったかもしれないけど8:30頃、
江崎港へ。
しかし、残念なことに、
それから、どんどん、曇っていく。
そして、だいとうがついたころには、空一面が雲に覆われてしまった。
急に心はローモードに。

だいとうが着くに時間になるにつれて、
港に人が多くなってくる。
そして、発クレーンの見学に成功!

※空高く上がるクレーンはこんな感じ。
 下手な遊園地より面白いのではと思う!


クレーン吊り上げはこんな感じ。

http://shimanosanpo.com/story00/daitou00/index.htm



北大東島46:もちつき。
定期船だいとうのクレーン上げを見学したあとは、
急がなければならない。
そう、もちつきが10:00からあるから。

沖縄でもちつき? えっ?

そうもちつきである。
北大東島は、八丈島と琉球の文化が混ざった島。
八丈出身者で集まって、年末にもちつきを行う。
昔は何箇所もあったけど、いまは1箇所だけになっているという。

そうして、Oさんから教えてもらった家へ持ちつきを見に行った。
そこにはむしろで、モチ米がすでに蒸されていた。




北大東島47:うす。
こんなウスだってある。




北大東島48:もちつき開始!
そしてもちつき開始!
勢いのあるもちつき!
やっぱり見ていて楽しい。

けど、ふと気づく、「ここ沖縄だよなぁ〜」って
やっぱり、北大東島は琉球とちょっと違うなぁって。




北大東島49:ついたもちは。

ついたもちは、今度は女性が主役。
「熱くないですか?」
っていうと、
やっぱりこれが一番大変なんだって。

昔の人はえらい!




北大東島50:とってもおいしい餅。

ある程度、もちができると、
餅がふるまわれる。

あんこ餅とふつうの餅。
あんこ餅はとてもやわらかくて、
普通の餅は大根おろしで食べる。
どちらもとってもおいしい。
大東諸島では、これが一番おいしかった。




北大東島51:一方子供たちは。
餅つきの会場で、
子供たちは遊ぶのが仕事。
大人たちが餅を一生懸命つくっているかたわら、
子供たちは遊ぶ。
ヤギにえさをやったり、うちの周りやサトウキビ畑を走り回ったり。
なんだかうらやましかった。こんな環境で育っていく子供たちをみるのが。





北大東島52:閑散とした魚市場
12時!となってしまったので、
餅つき会場をあとにし、魚市場に向かう。
目的はマグロの解体を見ること。

しかし、行ってみると、おじさんやおばさんが
「今日は本当になんにもない」って
そう、時化のせいか、ほとんど魚がとれなかったようである。
魚市場は閑散としてて、明かりは暗いのだが、気持ちはもっと暗かった。

そして、魚が取れていないということは、
そう、大東寿司は食べれないということである。
まだ見ぬ大東寿司。いつになったら食べれるのだろうか。




北大東島53:天気の悪い観光名所めぐり
今日は天気が悪い。
かといっても、せっかくここまできて、寝てるわけいかないので、
非常にアンダーな気分で散歩する。
もちろん、こんな時は観光名所めぐり!
観光名所は証拠写真だから天候はどうでもいいから!
まずは、大池。
島の真ん中にあって、途中舗装されていない道を通っていく。
確かに大きな池。
島で池なんかみるの、池間島ぶりだろうか。




北大東島54:観音さんとお地蔵さん。
えぇっ?
そう北大東島には、大和でみられる、観音さんとお地蔵さんがある。
琉球ではみられない文化である。
どちらもわかりにくいところにあったので、
車でぐるぐると探すはめになった。
どうしてもわからないので、二六荘の売店で聞く。
そうしたら、たまたま買い物しにきてたおじさんが、
「バイクのあとをついて来い!おしえてあげるから」
だって。
方向も違うのに、わざわざバイクで案内を。
本当北大東島の人は観音様よりあったかいよ。感謝感謝。

※観音様
 比較的わかりやすいところにあるが、
 地図とは違うので、場所を移したのではないか?



※お地蔵さん
 ここはわかりにくい。




北大東島55:曇天
天気状況は、さらに悪くなって時折雨が降る始末。
最果ての孤島の、荒々しい北大東の地形は、
確かに寂しさも感じるんだけど。。。




北大東島56:金刃平宮へ
そして、金刃平宮へ。
南の島にきて神社めぐりかよ!
って思ったけど、曇天だから仕方ない。
いや、そうじゃない。
大東島は琉球と違った文化がある。
それを知るには神社めぐりは大切なことである。
秋葉神社、大東宮、そして、金刃宮、そして、この写真にも写っている、
写真左側の恵比寿宮。
これで北大東島の神社をすべて征したことになる。
すごい!(自己満足)

明日は、晴れることを祈って合掌。




北大東島57:ここもドクター孤島。
そしてここの島もドクターである。
ただ、この島恵まれていて、お医者さんと看護婦さんが常駐だ。
那覇病院から派遣されきているらしい。
お医者さんいれば、安心。




北大東島58:なかよし塾?

なかよし塾?
そう、塾である。北大東島には塾があるのだ。
もちろん、このときは年末で塾にかよう生徒をみることはできなかったが、
有志が塾を開いているのだ。

この島は診療所といい、塾といい、行政がしっかりしている。
子供の育てやすい島は、活気があってうらやましい限りだ。




北大東島59:潮見橋。
一番見つけにくかった観光名所は潮見橋。
こんなもの観光名所かと思うほど、
目立たないものだった。

潮見橋は昔、水を集めるために、島中の水路を潮見橋に向けていた。
そのためか、奇怪な現象がおこる。
干潮のときに潮が集まって?きて、満潮の時に潮が引く?のである。

いまはもそれを見ることができない。
役目を終えた潮見橋は、道路と一体化して、
潮見橋付近の水路は雑草であふれていた。




北大東島60:夕暮れ

今日の最後は中野のビロウ林へ。
この天気では、とうてい夕日はみれない。
薄暗くなったビロウ林を、ボーっと眺めるのだった。
3日目、終わり。






               (4日目、大晦日。)

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