水納島107:7日目、本日帰らなければならない。
とうとう最終日。本日帰らなければならない。
とうぜん今日は朝早く目が覚めて、朝日を見に行く。
今日は北側、パナリ崎のほうへ。
これが見納めだと思うと、とっても悲しいけど、アダンからもれる朝日はとてもきれいだった。

水納島108:ビーチに別れ。
宿に帰り、荷物の梱包作業を行う。
嫁さんには悪いけど、僕のやるべき梱包作業はやったので、
いつも行っていたビーチに行ってくる。(忘れ物がないか見てくると言って)
ビーチに行ったら、来た時とは違って、僕ら家族が遊んだ足跡がいっぱい残っていた。
また、1週間もすれば完全に消えてしまうのだろうけど。
いっつも家族を連れて行ってたビーチ。哀愁な思いにしたりながらビーチを後にするのだった。
※ビーチに咲いていた花。名前は知らない。

水納島109:来島者名簿。
出発の前1時間前、重弘さんが宿に訪れて「これ書いといてください。」って。

そうこの来島者名簿は有名なもの。
そうあの椎名誠さんも書いているという。
一生懸命探したが、自分の書く時間もあって、時間もなかったので探せなかった。残念。
でも他の人の書いたのをみると、本当に楽しかったんだろうなって同感できる。
さて、今回、4男の弘一さんと、重信さんとおばぁちゃんしかお会いすることができなかった。
実は、おじいちゃんが体を崩してしまったため、三男の孝平さんともに宮古に行っているらしい。
お会いできなかったのは残念だけど、早く元気になってまた帰ってきて欲しいものだ。
ということは、僕が行ったときは実は、水納島には、3人しか住んでいなかったということだ。
こりゃまたすごいなぁと、自分でよろこんでしまった。
水納島110(最終回):バイバイ〜。
荷物をトラックに積んで、そして船につんで、
水納港を去る。
行きとは違い、ちょっと風があって、船が若干ゆれた。
水納島がどんどん遠くなって行く。
あ〜楽しかった思い出よ。
水納島バイバイー!
もう来ることないかも知れないけど。
(と思った島にはたいてい再来してしまうものである。)
水納島が遠くなるにつれて多良間が大きくなってしまう。
いつもだったら多良間が見えてきたらうれしいもんだけど。
飛行機に乗る前に、弘一さんと、重信さんと握手してお別れ。
水納島。バイバイ〜。そして有難う。

(完)
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