種子島中部、中種子町の山の中に、男淵・女淵の滝がある。男淵・女淵の滝は、2連の滝がつらなる小さな滝。上流が幅4m、高さ4mの男淵の滝。その3mくらい下流に幅5m、高さ5mの女淵の滝がある。昔は滝の周りは木々が生い茂り行くのは大変な暗い場所だったという。それゆえか、夏の暑いさかりに行っても、滝の周辺はひんやり涼しい。落ちる水の音を聞きながら、心地よい気分になれる。
渇水期でも滝水の流れる神秘的な2つの滝。島の高低差が少ない種子島にあって、あることが珍しい滝だ。
この滝は、種子島の山の中にあって、道に迷いやすい。途中、道しるべや看板は立っているのだけども、それ以上に曲がり道が多く、行くときは、地元の人に道を尋ねて行くといいだろう。
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