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馬立の岩屋

種子島の島の散歩


馬立の岩屋の前でみる海。海がキラキラと輝いていた。

中は立入禁止『馬立の岩屋』

種子島の東側、中種子町の犬城海岸に馬立の岩屋がある。馬立の岩屋は、大きな海食洞窟。入口が大きく、外からの景観は、圧巻だ。千座の岩屋より迫力がある。もともと犬城海岸は、自然の奇岩・巨岩がある景勝地。その中でこの洞窟は景色の一部としてきれいに溶け込んでいる。
ただ、この洞窟が残念なのは、上から石がボロボロと落ちてきているようで、今は洞窟内立入禁止。立入禁止の看板やプレートが各所に設置され、せっかくの景観を台無しにしているのは残念なことだ。ここまでしないと、おそらく、入る人がいるからの処置だと思うので、この変は仕方のないことかもしれない。
犬城海岸と馬立の岩屋は、第10代種子島藩主、種子島幡時がこの辺で修業をしており、修験道の犬神使いであったことから犬城海岸という名前がついた。そして、あるとき、種子島幡時は岩屋の中でいなくなってしまい、岩屋の前で愛馬だけ残って主人を待っていたため、馬立の名前がついたという。

馬立の岩屋の全景。でっかく、大きい。

立入禁止の看板。危険なので入ってはいけない。

落ちてきている石。中に入って、石がまともにあたったら、おそらく大ケガだ。



 <馬立の岩屋のデータ>

 種別: 洞窟
 場所: 中種子町犬城海岸
 見学: 外からは自由。
      ※中は立入禁止。
 時間: 制限なし
 トイレ: あり
 駐車場: あり



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