はしけ
小宝島の島の散歩
日本最後のはしけ。名前は『小宝丸』と『しょうほう丸』。
思い出の『はしけ』
小宝島の北、城之前港の近くに、『はしけ』がおいている。昭和8年、鹿児島とトカラの島々を結ぶ定期船『としま丸』が就航した。当時はどの島にも定期船が接岸できる港がなく、船を沖合に停泊させ、はしけを利用して人の乗り降りや、荷物の積み下ろしを行った。小宝島では『小宝丸』と『しょうほう丸』をはしけとして利用していた。小宝島はトカラの島の中でも一番最後まではしけを使っており、それは日本最後のはしけでもあった。1990年(平成2年) 4月に村営船がはじめて接岸するまではしけは使われた。
はしけの説明板。
近くには城之前港。
後ろにはばんや。
<はしけのデータ> 種別: 島の文化 場所: 小宝島城之前付近 見学: 自由見学 時間: 制限なし トイレ: なし
薩南諸島