東温泉。東温泉は、集落から海沿いの道を2kmほど東に歩いたところにある。温泉の下は豪快な波しぶきがかかる海。東には立神岩をはじめとする豪快な景観。正面はシアン色の微妙なグラデーションが美しい海と、ロケーションがとてもすばらしい。江戸時代、薩摩藩が名所を記載した『三国名勝図会』
にも記述が残る歴史の古い温泉。温泉マニアの中でもいつかはいってみたい温泉のトップクラスに入る荘厳で爽快な温泉だ。
以前、東温泉で女性のモデルの水着撮影をしていたら、モデルの女性があまりにも感動して、全裸になって温泉にはいったという実話があるという。
また、これだけの温泉であれば、人が多くてもおかしくないのだけれど、そこは硫黄島。屋久島の海沿いの露天風呂などに比べれば全然少ない。昼間でも人に見られず、1人で入ることもできる。ただし、硫黄島で八朔踊りがある人か、俊寛祭りの時とかは、観光客が多く、夜じゃないと、独占はできないだろう。
いずれにせよ、硫黄島に着たら、絶対に1度はこの温泉に入るべきだ。
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