硫黄島へき地診療所。硫黄島へき地診療所は総合開発センターの中にある。
硫黄島へき地診療所は看護師が1人常駐しているけど、問題点は医師が常駐していないこと。週に2回程度定期的に鹿児島からやってくるけど、フェリーが天候などで出航しない時もあり、薬の処方や緊急時の対処について、看護しがメールや電話で指示を仰いでから行うこともあるという。
緊急時にはヘリを呼ぶが、時間が4時間も、6時間もかかり、費用もかさむ。緊急にも間に合わなくなってしまうという。
それと、眼科、皮膚科、耳鼻科の検診が年に1回しかなく、それらの疾患にかかったら鹿児島に送る措置をとるしかない。
島の医療は、どこもとても厳しい状態で、ここ硫黄島でも切実な問題だ。
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