篠川集落の中心部に、公園のような場所がある。その中心部に銅像と、顕彰碑が置かれている。
いったいなんなんだろうと思ってしまうけど。。。
まず、『芝好徳』(1714-1795?)は(旧)篠川村を開拓した人だ。龍郷町の田畑佐文仁のように田畑の開拓や、他への農業支援を積極的に行い、村を発展させた人物のようだ。
江戸時代中期の人と思われ、農民でありながら武士に準ずる身分『郷士格』与えられている。琉球王舜天の子孫という話もあるが、本当に子孫かどうかは疑問。芝好徳の顕彰碑にはまさに『開拓の父』と書かれている。芝家はその後も、篠川地区の名家として家名を残していく。
一方銅像のある『芝實清』は芝好徳の子孫のようだ。銅像には”好徳園主”とも書かれており、本家筋だろう。芝實清は吟道家と書かれており、詩吟の名士であったと思われる。
以上、調べた結果だけども、せっかくこんなに立派なものを作ったのだから、銅像にも顕彰碑にもこの2人の説明がないので、つけて欲しいと思う。
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