伊是名島


尚円王物語
(尚円王のサクセスストーリー)

「松金(のちの尚円王)」は1415年、伊是名島に百姓の子として生れた。
妻子もいたが、島のものとかみあわず、伊是名島を追い出される。

琉球各地を放浪したあと、尚泰久にみとめられ王府の役人に。
それから、とんとん拍子に出世していき、のちに金丸に改名。王の相談役・上級役員にまでなる。
しかし7代国王の尚徳王とあわず。国の役員を引退。

1469年尚徳王がなくなり、琉球王府の人や家来が、血縁以外の人から国王を選ぶことになった。そして王や国民から信頼の厚かった金丸が、国王に即位することになる。

1470年ついに「尚円」と号し金丸は尚円王となる。第二尚氏の時代がはじまった。

その後1879年迄約400年の間、つまり明治時代に入るまで第二尚氏の時代が続いていくのである。戦争もせず、ここまで上り詰めた松金は秀吉よりすごい!



                      

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