ダムにつながるトンネル見学。
喜界島は川もなく、地層は水を通しやすい石灰岩質のため、水をためにくく、昔から農工作には苦労をしていた。それを解決したのが地下ダムで、総貯水量は180万立方メートルにもなる。約300億円のお金が投じられたともいわれる。
このダム建設計画時には大きな問題点があった。地下ダム予定地付近はオオゴマダラ(蝶々)が多く生息する森で、地下ダムを掘ろうとするとこの森を掘り起こさなければならなかった。しかし、別の場所から掘り、長い長いトンネルを掘ることで、森を掘り起こさずに地下ダムを完成することができたのだ。
今はこのトンネルは見学することができる。地下にある巨大な建造物のトンネルに圧巻される。