渡名喜島の海神祭。
小さな島のあったかいお祭り。
渡名喜島は慶良間諸島と久米島の間にある孤島で、人口460人程度の、小さな静かな島。
この渡名喜島でも、旧暦の5月4日には海神祭が行われる。このときは、島民が一丸となって祭りをもりあげ、町も大変にぎやかになる。渡名喜の海神祭は主に漁船パレードとハーリー(爬龍船競漕)。ここの海神祭には、観光客はあまりいない。そして出店などもない。だから”いかにも作られた”というところもなく、本当に素朴で、島の人たちのための祭りだと思う。お勧めは『お菓子まき』。とっても楽しいよ。
渡名喜の海神祭のプログラムは以下の通り。
●開会式
開会宣言、村長挨拶、児童バンド演奏、表彰などがある。
●漁船パレード
渡名喜じゅうの船が、あでやかに着飾りパレードをする。
パレード終了後、帰港時にはキャンディーまきがある。
●ハーリー競漕
御願バーリー、アガンバーリーの他、一般参加ができる職域バーリーや、児童のハーリーなど。
●閉会式
閉会式やスイカ割り。
撮影:2006年5月30日