夏の夜の
踊りと綱引き。

西表島 祖納地区の豊年祭。
祖納は節祭が有名だけど、夏にもちょっとした豊年祭がある。
行事は2日間にわたって行なわれ、ほとんどは御願。祖納の人だけの祭。神聖な感じで進んでいく。

干立て地区も殆ど同じ日程で豊年祭があるけども、祖納がちがうのは、2日目の最終日の夜、”綱引”のイベントがある。

進行は以下の通り。

 ・朝から青年会?がワラをもちより、綱引きの縄を作っていく。
 ・夜(7:00頃だった)、星砂荘前の交差点に輪を作り、イベントがはじまる。
 ・あいさつの後、サンシンや太鼓をたたいて歌を披露。
 そして、
 ・西から、東の神?の集団が登場。
  交差点で、掛け声と共に踊りまくる。
  −途中、小学校のみこしが何度も過ぎ去る。
 ・西から、西の神?の集団が登場。
  交差点で、西の人と東の人が交わり、踊りは最高潮になる。
  −途中、小学校のみこしが何度も過ぎ去る。
 ・そして、公民館長の挨拶とかあって
  高板に担がれた、農民代表(2名)が西から、神様(2名)が交差点で交わり、
  来年の豊作を約束される。
  −途中、神や民衆は踊りに踊りまくる。
   夜のイベントということもあってか、異様な雰囲気がした。
  −途中、小学校のみこしが何度も過ぎ去る。
 ・そして、綱引き開始。
  3本勝負!
  この年、ったのは東!
  ちなみに東が勝てば、その年は子沢山に恵まれ、西が勝てば豊作が約束されるという。
 ・そして、終了。
  神様たちが退場する。
  (22時ごろ終了)
 
 ・が。。。
  気持ちがさめやらない人たちが、
  その後、歌や踊り、そして、食や酒をたしなみ、結局深夜12時頃までにぎやかだった。

夜の祭は初めてだったけど、その異様な雰囲気と迫力にとっても満足してしまったのだった。




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撮影:2007年7月29日