多良間島の八月踊り
多良間の「八月踊り」は、泡盛のコマーシャルに使われるくらい有名。
「八月踊り」は多良間島の豊年祭で、翌年の豊作を祈願し、
旧暦の8月8日〜10日の3日間に渡って演じられる。
その歴史は琉球王朝時代までさかのぼり、人頭税の完納祝いを起源としている。
勇壮な獅子舞で始まり、いろいろな踊りが披露され、メインは組踊の二番。
琉球王朝時代の宮廷舞踊を今に伝える一大絵巻。
国の重要無形民俗文化財にも指定されている。
祭一本に投入された多良間の島民の迫力が、真の琉球文化を教えてくれる。
撮影:2003年9月