この公園は和泊町中心部にある公園。近くに『石川(いしご)跡』があり、石川とは昔ここに湧水があり、和泊の人たちの貴重な水の場、皆が集う場所であった。いしご公園は和泊地区に来た時に、ちょっとよって休憩する場所として、都合がいいかもしれない。
いしご公園には目立つ2人のブロンズ像がある。和泊町を拠点に船舶・航空業務代理店などを手掛ける山田企業グループの創業者・山田三十茂氏(故人)と山田明社長の親子のブロンズ像。山田親子は、財力だけでなく、はかりしれなく地域に貢献した人たち。三十茂さんは、温かく豪快な人で、借金返済のあてのない人にも医療費を貸すなど損得勘定のない行動で人望を集めた。明さんは親の援助なしにアメリカへ武者修行したほどのワイルドな人。今は島で財団をたちあげ、島の発展に貢献している。
ブロンズ像は山田グループの創業60周年を記念し建立。社員や関係者が集まり、60年の歩みを振り返るとともに今後の発展を誓ったという。
山田グループは山田三十茂氏が1949年に創業、山田三十茂氏は1995年に他界した。いしご公園の石碑には山田三十茂氏の言葉が刻まれている。
愛島精神。
島に生まれて
島に育ち
島を愛し
島を育てる
えらぶ魂
山田三十茂
・・・・・・
本当に島が好きで、真に島の幸せを願ってる。そんな気持ちを感じるとなんだか温かい。。。
|