荒木の集落
喜界島の島の散歩
荒木の集落は、花も咲き乱れていた。
古く趣のある『荒木の集落』
サンゴの石垣の美しい集落は阿伝だけじゃない。喜界島の最西にある荒木集落もサンゴの石垣が美しく、古い街並みを感じさせる美しい集落だ。 阿伝と荒木の石垣の違いは、阿伝のほうが少し高さが高いところ。阿伝は風が強く、荒木は阿伝よりも風が弱いので、石垣は低くて済んだのだという。 また、荒木の地は、喜界島でもいち早く人が住みついたところ。広い砂浜のあった荒木は人が上陸しやく、漁業などにも便利であったと推測され、実際遺跡も多数見つかっている。 その他、荒木の集落では、米を湿気から守る高倉や、昔ながらの天然塩を作る家、昔ながらの製糖場など古い風俗や文化を感じ取ることのできる集落でもある。 古い話になるが、昭和39年の映画『島育ち』(出演:岩下志麻ほか)のロケ地となった場所でもある。
ガローミチー(河童の道という意)。昔、泥道だったようで、河童が通る道とされていた。
この道は、荒木貝塚。たくさんの貝の遺跡が見つかっている。
荒木簡易郵便局。「でも看板は『荒木簡昜郵便局』だよ〜」って島の人が教えてくれた。看板を作るときに間違ったらしい。
<荒木の集落のデータ> ■種別: 集落 ■場所: 喜界町荒木 ■見学: 自由見学 ■トイレ: 港の公園にある
奄美の離島