地下ダム見学
喜界島の島の散歩
階段を下りていくとうす暗いトンネル。もちろん誰もいない。シーンとしている。「ヤッホー」って声をだしたら。その音響が不気味に響き渡る。
オオゴマダラを守った『地下ダムの見学』
喜界島は川もなく、地層は水を通しやすい石灰岩質のため、水をためにくく、昔から農工作には苦労をしていた。それを解決したのが地下ダムで、総貯水量は180万立方メートルにもなる。約300億円のお金が投じられたともいわれる。 このダム建設計画時には大きな問題点があった。地下ダム予定地付近はオオゴマダラ(蝶々)が多く生息する森で、地下ダムを掘ろうとするとこの森を掘り起こさなければならなかった。しかし、別の場所から掘り、長い長いトンネルを掘ることで、森を掘り起こさずに地下ダムを完成することができたのだ。 今はこのトンネルは見学することができる。なんだかわからないけど、地下にある巨大な建造物のトンネルに圧巻される。管理事務所の人は入り口までしかついてきてくれないので、一人ではいかないようにしたほうがいいかもしれない。
ここが地下ダム管理事務所。平日ならいつでも見せてくれる。最初は説明ビデオから。
「このボタンを押してください。説明が流れますから。。。」っていうと、管理事務所の人は行ってしまった。 (でも丁寧に対応してもらいました!)
地下18m地点。まだあと3m階段をおりないといけない。
<地下ダム見学のデータ> ■管理事務所 場所は農産物加工センターの 隣の建物。 ■見学時間 平日 10:00〜16:00??(不明) ■地下ダム工事 平成4年着工、平成15年完成 ■その他 地下ダム見学の出口は、 農産物加工センターです。
奄美の離島