沖縄県 渡名喜村にある
入砂島
(いりすなじま)。
面積0.26平方キロメートル、周囲1.96キロメートル、標高32メートル
無人島。
渡名喜島の北西約3キロメートル沖合に浮かぶ。
別名『出砂島(いですなじま)』とも言われる。
島内では、貝塚時代〜グスク時代の遺跡が発見され、
人が住んでいたことがうかがえる。
頂上部に4つの御嶽があり、渡名喜島の人々の聖地になっていた。
戦前までには渡名喜島の人々により耕作が行われていたという。
しかし、戦後の1945年4月米軍により、全島接収。
1954年には射爆場になり、今に至る。
『出砂島射爆劇場』という。
戦闘機やヘリによる爆弾投下訓練、機銃射撃訓練、照明弾投下訓練が行われ、
その様子は渡名喜島から
聞こえ、見ることができるという。
入砂島の周りが環礁が発達しており、上空からみると美しい。
NHK連続テレビ小説『ちゅらさん』(2001年放送)では、
オープニングの始まりで上空からの入砂島の映像が使われ、話題なった。
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