島の散歩


屋嘉比島

沖縄県 座間味村にある
屋嘉比島
(やかびしま)。

面積1.25平方キロメートル、標高214.4メートル
無人島。
座間味島の西約4キロメートル沖合に浮かぶ。
島全体に大自然が残る。
ケラマに住むケラマ鹿の半数以上がこの島に住んでいる。
鳥獣保護区に指定されたこともあり、
アオウミガメとアカウミガメの産卵地だという。
島の周囲は珊瑚に取り囲まれ、人気のダイビングスポットになっている。

屋嘉比島はかつては銅が採掘され、有人島の時代もあった。
1936年から銅が本格的に採掘されはじめ、
一時は人口が2,000人にもなったという。
鉱員住宅が立ち並び、小中学校も開かれたという。
しかし、1945年、太平洋戦争で米軍が上陸。
沖縄で米軍が上陸した最初の島となった。
空襲で鉱業所など建物は破壊され、
戦後は無人島になったという。
現在は、桟橋や鉱山跡が残っている。




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