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沖縄県 座間味村にある
久場島
(くばじま)。
面積1.54平方キロメートル、周囲6.8キロメートル、標高270.1メートル
無人島。
阿嘉島の南西約4キロメートル沖合に浮かぶ。
慶良間諸島の大きな島の中では一番西に位置する。
クバ島の標高270.1メートルの『久場島の岳』は、
慶良間諸島の最高棒だという。
島は殆どが急傾斜の山林地帯で平地は殆どない。
島内に多く自生していた『クバ(ビロウ)』が久場島の島の由来だという。
屋嘉比島や、慶留間島に多くみられるケラマジカは、
1630年代頃に第二尚氏の王族である金武朝貞が薩摩から
持ち帰ったシカを久場島で放牧したのが始まりだが、
現在久場島でケラマジカは確認されていないという。
久場島は有人の時代もあり、銅の産地の島であった。
明治時代〜戦前までは、
鉱員などが住み、最大1,000人前後の人々が住んでいたという。
小学校もあり、鰹節の生産も行われていたという。
現在、久場島周辺の海は人気のダイビングスポットになっている。
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