沖縄県　うるま市にある
藪地島
（やぶちじま）。

面積0.62平方キロメートル、標高42.8メートル
無人島。
うるま市屋慶名地区から西約100メートル沖にあり、
藪地大橋によって繋がれている。
藪地大橋は昭和60年に完成した。
それまでは藪地島との間の海峡を屋慶名海峡といい、
晴れた日に霊がでるとか、喪中に行くと波が荒立つとか、
いわれていたという。
古くは、対岸の屋慶名をはじめとした地区から信仰の島だったのでは
ないかといわれている。
約300年前までは、人が住んでいたという伝承がある。
藪地島の南部の洞窟遺跡（ジャネー洞）には拝所がある。
ジャネー洞からは縄文式土器も発見されている。
現在は屋慶名地区などから出作の島として利用されている。