島の散歩


下甑島

鹿児島県 薩摩川内市にある
下甑島
(しもこしきじま)。

面積66.12平方キロメートル、周囲84.8キロメートル、標高604メートル
人口2,780人(2010年10月現在)。
いちき串木野市の西約30キロメートル沖合に浮かぶ。
甑列島の中でも主要な島のひとつ。
今は架橋されていないが、中甑島と2020年に架橋される予定で、
上甑島、中島、中甑島、下甑島の離島通し4つの島がつながる予定だ。
鹿児島県で7番目に広い島で、平地が少なく、入江に点々と集落がある。
島は、2013年に恐竜の化石が発見されている。
島は弥生時代の遺跡が発見されている。
奈良時代には、甑隼人によって統治され、承久の変以降は、小川氏に、
ただし、この時代から下甑島と上甑島の行政が2つに分かれて統治されたという。
江戸時代には島津藩の直轄地になった。
東海岸の金山海岸で、金、銅、銀が採掘されていたという。
下甑島も上甑島と似たな歴史をもつ。
キリシタンの文化もあり、隠れキリシタンが処分されたという悲しい歴史もある。
現在の甑島は、漁業や、第三次産業などで営む人が多い島。
年末の大晦日の夜、島の最南端手打地区で行われる、
面をかぶった神の姿で、島の子供のいる家庭を巡る伝統行事『トシドン』が有名だ。




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