鹿児島県 屋久島町にある
口永良部島
(くちのえらぶじま)。
面積35.77平方キロメートル、周囲49.67キロメートル、標高657メートル
人口152(2010年10月現在)。
屋久島の西南西約10キロメートル沖合に浮かぶ。
島全体が屋久島国立公園となっている。
火山島であり、
薩南火山群島の中でも最大の火山島。
島内の火山は、仁田尾山、三角点山、古岳、新岳、鉢窪山などがある。
1841年以降、さまざまな火山活動の記録があり、
多くの死者を出している。
昭和以降では、2015年までに10回近くの噴火記録がある。
特に、2015年に新岳が爆発的噴火をし、
全島民が避難したことは、記憶に新しい。
島は古くから人が住んでいる思われ、
縄文前期の土器が遺跡として発見されている。
戦国時代は島津氏の支配下だったという。
現在の島は、椎茸栽培や、竹の子加工、和牛の生産などが、主な産業。
火山島だけあって、島には、
本村温泉、西ノ湯、湯向温泉などがあって、観光も楽しい島だ。
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