島の散歩


知林ヶ島

鹿児島県 指宿市にある
知林ヶ島
(ちりんがしま)。

面積0.6平方キロメートル、周囲3キロメートル、標高90メートル
無人島。
指宿市の東部、由良岬の北東約1キロメートル沖合に浮かぶ。
島内には松が茂っており、
付近を通る船は、知林ヶ島の松が揺れる音を聞きながら、
航行したことから、知林ヶ島と呼ばれるようになったという。
知林ヶ島は、3月〜10月にかけて、約800メートルの砂洲が現れる、
いわゆるトンボロ現象があり、
干潮時には歩いて島に渡れるという。
800メートルもの長い距離を歩くことから、
知林ヶ島側では渡島証明書を発行してくれたりもしている。
多いときは砂洲は4時間も現れているという。
島内には展望台(南展望台)もある。
かつては島は、戦後から、さつまいもの耕作などで利用されており、
居住者もいて、1家族住んでいたという。
しかし、その後無人化し、
昭和42年は、法人が島全体を買い取ったが、
1999年は市が買い取ることとなり、
現在は土地開発公社の所有のものになっている。




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