鹿児島県 奄美市にある
トビラ島
(とびらじま)。
面積0.017平方キロメートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。
奄美大島南部、住用町 市集落の北約200メートル沖合に浮かぶ。
『トゥブラ島』ともいう。
この島は、市集落のシンボリックな島で、
市の人々から昔から親しまれ、
学校にプールの無い時代からトビラ島を一周したりと、育ったのだという。
トビラ島には『流れ島伝説』がある。
その昔トビラ島は、喜界島の荒木崎と、市の真ん中にあったという。
そのため、喜界島の人と、市の人それぞれが
自分たちの島だといい争いが絶えなかったという。
そこで市の女神と、喜界島の女神が話し合った結果、
力比べをして勝ったほうが自分の島とすることになった。
力比べの日、それぞれの神はトビラ島を扇で招き、
島を自分のほうに寄せていったが、
市の女神のほうが若かったので、少しずつ市のほうに寄せられ、
最後のひとあおぎで、今の場所に流れてきたのだという。
この島には何故だかハブがいないという。
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