鹿児島県 瀬戸内町にある
須子茂離
(すこもばなれ)。
面積0.94平方キロメートル、標高149メートル
無人島。
加計呂麻島の北西部、須子茂や嘉入地区などから
北西約5キロメートル沖合に浮かぶ。
夕離、須子茂離と二つの島が連なっている。
その昔、
須子茂、嘉入、西阿室の3つの集落で須子茂離は自分たちのものだと、
領土争いをした昔話が残っている。
勝負は『イショブネ』という伝統の木の船で決めることになった。
一番早く須子茂島についた集落が勝利なのだが、
須子茂は硬くて重たい木を使っていたため、
一番出遅れてしまったという。
しかし、波に乗り始め、どんどん早くなり、
結果的に一番に須子茂離についたため、
須子茂のものになったという。
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