鹿児島県 阿久根市にある
すみっ瀬
(すみっせ)。
面積0.0005平方キロメートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。
阿久根市南部、牛ノ浜駅の約400メートル沖合に浮かぶ。
すみっ瀬のある牛之浜海岸は、
奇岩や岩礁が点在する景勝地。
牛之浜景勝地とよばれ、特に夕焼けの美しいところ。
県指定の名勝となっている。
その中で、鳥居のある大岩が、すみっ瀬になる。
背後には一番広い岩礁の、ウシ瀬もある。
江戸時代後期には史論家で儒者の頼山陽が絶賛し
詠んだ詩が牛ノ浜駅裏手にある頼山陽公園の石碑に刻まれているという。
”牛”という地名の由来は、
動物の牛ではなく、”岩や丸太で積み上げられた石”のことであり、
もともと牛之浜海岸は荒波による被害が多かったため、
木組みをして石を積み上げ、『牛』を築いたのだという。
ウシ瀬には、昔に作られた人工岩や木組みが残っているという。
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