宮崎県 門川市にある
枇榔島
(びろうじま)。
面積0.08平方キロメートル、周囲1.5キロメートル、標高75.3メートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。 門川湾の東約6キロメートル沖合に浮かぶ。
枇榔島、小枇榔島と島が連なっている。
明治時代に書かれた『日向地誌』によると、
かつて、枇榔が生い茂っていたことにより
枇榔島の名前が付いたとされる。
別名は地元で『美女島』、『美女ヶ島』とも呼ばれる。
神武天皇の軍船が鯨を射止めようとしたところ、鯨は美女に姿を変え
島影に隠れた。その島が枇榔島であったからその名がついたといわれる。
枇榔島は国指定の天然記念物のカンムリウミスズメの、
世界最大の繁殖地として全国的に有名。
カンムリスズメは毎年3〜4月頃、産卵のために
枇榔島に集まってくるという。
その他、多くの野鳥が集まるという。
|