島の散歩


津久見島

大分県 臼杵市にある
津久見島
(つくみしま)。

面積0.2平方キロメートル、周囲2.3キロメートル、標高166.3メートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。
臼杵港 北東約5キロメートル沖合に浮かぶ。
昭和49年2月に日豊海岸国定公園に指定されている。
古くは『竹島』とよばれ、今は『小竹島』とも呼ばれる。
また、臼杵城からこの島と月を望む景観が美しいことから、
『月見島』と呼ばれていたものが変化して『津久見島』となったという。
また、1624年には、琵琶湖に浮かぶ竹生島から弁財天を勧誘したことから、
『竹生島』と改称したと、書物に記載されている。
また、近年では、円錐形をしていて、『おにぎり島』とも呼ばれる。
このようにいろいろな名前で呼ばれている島だ。
島内は、島全体亜熱帯性の原生林に覆われ希少な植物も生息している。
県指定天然記念物のミカドアゲハが生息している。
豊後水道に見られるイルカが島周辺に現れることもあるという。
過去には少しばかりの集落があり、神社もあった。
平成12年には、民宿『月見荘』を営む家が1軒あったが、
台風害を機に無人化している。




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