島の散歩


水ノ子島

大分県 佐伯市にある
水ノ子島
(みずのこしま)。

面積0.005平方キロメートル、周囲0.32キロメートル、標高17メートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。
佐伯港の北島約30キロメートル沖合、豊後水道のど真ん中に浮かぶ絶海の孤島。
島内には、水ノ子島灯台があり、
灯台の鷹さは日本第3位の高さをもち、高さ39.25メートル、
水面からは56.3メートルもある。
完成まで、4年の歳月をかけ、明治37年に点灯した。
日清戦争を機に軍の艦隊が豊後水道を航行するのに、
水ノ子島が障害になったことから建設された。
徳山市より運ばれた花崗岩を使用し、灯台建築史上もっとも、
難工事であったといわれている。
1986年までは灯台守が常駐していたという。
対岸の鶴見半島(佐伯市鶴見下梶寄)には退息所があったが、
『鶴見下梶寄水の子島海事資料館』『渡り鳥館』という今は資料館になっている。。
水ノ子島灯台の模型や古い漁具・灯台に関する貴重な資料等を展示している。
周辺は魚影が濃く、瀬渡しで渡る人気の釣りポイントとなっている。
映画『新・喜びも悲しみも幾年月』(1986年)のロケ地にもなった。




次へ
島の選択へ戻る