大分県 大分市にある
高島
(たかしま)。
面積0.95平方キロメートル、標高136メートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。
佐賀関の関崎の北東約4キロメートル沖合に浮かぶ。
以前は人が住んでいた島。
江戸時代、寺屋敷といわれる場所があり、海徳寺というお寺があったという。
明治時代は、明治17年には19人、多いときで21戸という記録があった。
大正9年 残った住民は退去させられ、日本軍の要塞化、砲台などが建てられていく。
その後、昭和の終戦まで要塞として活用。
戦時中は約400人の兵士がいたという。
戦後昭和22年、戦災孤児の施設『高島共和国』を設置。80人程度住んでいた。
しかし、昭和28年『高島共和国』を廃止、火災によって宿舎焼失、
以降この島は無人化した。
その後は、1989年頃から、キャプ場などとしてオープンし、
夏場だけ利用できるキャンプ場になっている。
高島の東側は、ウミネコの巣営地になっており、県の天然記念物になっている。
主に高島の東側、白滝、船間、アシカ島に集中し、
その数は6000羽以上だという。
現在、佐賀関町幸の浦からウミネコがいる期間のみ、
ウミネコを観察みるための高島の遊覧船が出ている。
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