島の散歩


日島

長崎県 新上五島町にある
日島
(ひのしま)。

面積1.39平方キロメートル、周囲7.1キロメートル、標高244.2メートル
人口48人(2010年10月現在)。
日島は、若松島の北西にあって、魚生浦島、有福島経由で、
防波堤の道や橋で繋がっている。
日島古くは、海上交通の重要な拠点で、
遣隋使・遣唐使の寄港地であったという。
室町時代には大陸との貿易船の寄港地であったともいう。
見張りの島であり、日島は『火の島』が、日島になったとも言われる。
江戸時代には漁業で栄えたという。
島の入り口には鎌倉時代〜室町時代のものと思われる墓石群がある。
1956年頃までは、日島、有福島、魚生浦島で、
日島村を成していたという。
最初の村役場は日島に置かれた。
しかし、現在、島には商店もなく、公共の施設は集会所ぐらいしかない。
現在、若松港からくる路線バスのバス停が一か所ある。




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