長崎県　新上五島町にある
折島
（おれしま）。

面積0.32平方キロメートル、標高89.7メートル
無人島。
中通島の中部西側にある青方港の、西約3キロメートル沖合に浮かぶ。
折島には、柏島とともに石油備蓄基地がある。
1988年に完成した、上五島国家石油備蓄基地だ。
折島と柏島の間に防波堤が設けられ、
その沖合に石油備蓄基地の設備や施設がある。
上五島国家石油備蓄基地の貯蔵は、
日本の石油需要の7日分に相当する量があるという。

折島は過去には人が住んでいた。
江戸時代、迫害を逃れ、キリシタンが移住して住んでいたという。
一時は230人も人が住んでいたというが、
1976年に無人化。
島内には折島教会があったとされるが、
献堂後の建物の状況は、
今は不明だという。