長崎県　佐世保市にある
永ノ島
（えいのしま）。

面積0.23平方キロメートル、周囲3.3キロメートル、標高54メートル
無人島。
小佐々町西川内の南約300メートル沖合に浮かぶ。
北九十九島の中にある島で、
近くには焼島、トコイ島、有人島の高島などの島がある。
現在は無人島であるが、
かつては炭坑があったという。

明治36年に採炭を行ったが、この辺り一帯が群の要塞地帯に入れられたため、
明治39年には閉鎖。
昭和に入ってからは、昭和32年と、昭和39年に炭坑を再開したが、
事故などで炭坑としての事業はうまくいかず、
昭和に入って、石炭がとれたのはわずか2年であったという。

島には炭坑時代の遺構が残るが、
手つかずの放置状態だという。