島の散歩


松島

長崎県 西海市にある
松島
(まつしま)。

面積6.39平方キロメートル、周囲16.3キロメートル、標高217.1メートル
人口605人(2010年10月現在)。
西海市の南部、大瀬戸町の沖合に浮かぶ。
対岸とは最短で、900メートル程しか離れていない。
島の輪郭は円形に近い。
江戸時代初期には捕鯨の基地として栄えた時代もあった。
松島は炭坑で栄えた歴史がある。
江戸時代初期頃から石炭が発見されたという話から始まり、
1781年(天明元年)、島の北西部の串島で石炭採掘が開始された。
1913年(大正2年)に松島炭鉱が設立され、
昭和初期まで石炭採掘でにぎわったという。
最盛期には松島は13,000人の人が住んでいたという。
現在の松島は、島の北西部の串島は松島と陸続きとなり、
炭坑跡は松島火力発電所ができている。
電源開発松島火力発電所は、1981年に操業開始した。
かつては、小中学校が島内にあったが、
1975年に中学が、2013年には小学校も閉校となり、
子供たちは、対岸の大瀬戸小学校、中学校に船で通っているという。




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