島の散歩


白瀬

長崎県 小値賀町にある
白瀬
(しろぜ)。

面積0.006平方キロメートル、標高27.7メートル
無人島。
小値賀島の西約27キロの沖合に浮かぶ。
小値賀からもチャーター船で2時間もかかってしまうほど、
遠い絶海の孤島。
白瀬灯台瀬(男島)・小白瀬(女島)などの岩礁からなる。
島には白瀬灯台が立っている。
日露戦争のさなか明治37年12月海軍により設置された。
白瀬より西約70キロメートルが国境であり、
昭和30年代、
東シナ海上の日本と韓国との間に、
韓国が、李承晩ラインとよばれる
経済水域を勝手に線引きして日本の漁船を締め出し、
漁船を拿捕し抑留したことがある。
この水域が好漁場の為、日本の漁船は危険を覚悟で網を張り、
いざという時は
この白瀬灯台の明かりを目指して逃げたという。




次へ
島の選択へ戻る