島の散歩


野崎島

長崎県 小値賀町にある
野崎島
(のざきじま)。

面積7.10平方キロメートル、周囲15.6キロメートル、標高306.4メートル
人口1人(2010年10月現在)。
小値賀島の殿崎鼻の東約2.5キロメートル沖合に浮かぶ。
300メートルを超える山々が連なる。
縄文〜中世にかけての遺跡が発見されている。
平岳頂上付近にある沖神嶋宮は、上五島一円の信仰を集める聖地で、
巨石の王位石は、ドルメンとも言われている。
日本の神様の深い場所でもあるが、
野崎島はかくれキリシタンの島だった歴史もあり、
野首地区にある野首天主堂は、
2018年に世界遺産に登録された。
昭和30年には人口648人を数えていたというが、
2001年以降無人になっている。
野首集落の南4キロメートルには、舟森集落があり、
瀬戸脇教会があったが、
こちらは1966年に無人化、協会は解体されたという。

現在野崎島は無人であるが、
現在、廃校を利用した、アイランドツーリズム協会の、
野崎島自然学塾村があり、
予約をしておけば野崎島に宿泊することもできる。
島には、野生の鹿が多く、約500頭とも言われる。




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