長崎県　小値賀町にある
平島
（ひらしま）。

面積0.12平方キロメートル、標高57.1メートル
（面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ）
無人島。
小値賀島の西約13キロメートル沖合に浮かぶ。
近くに美良島などがある。
縄文・弥生・古墳時代の遺跡が出土しているが、定住集落ではないといわれる。
更に西約15キロメートルに、白瀬灯台のある白瀬があり、
その監視所と、監視員の住宅がコンクリート造りで、
平島に建てられていたという。
しかし、昭和25年3月3日に小値賀島に移してからは、
米軍の爆撃で、屋根を破壊され、
コンクリートの壁面の残骸だけがあるという。

島の周囲の岩礁はオゴノリの産地で、現在でも毎年春に採集が行われる。
現在、いつの時期に持ち込まれたかわからないヤギが、
野生化し、繁殖しているという。
平らな地形で、水が豊富な平島は、
ヤギが生きていくには適しているらしい。