島の散歩


美良島

長崎県 小値賀町にある
美良島
(びりょうじま)。

面積0.25平方キロメートル、標高139.5メートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。
小値賀島の西約13キロメートル沖合に浮かぶ。
近くに平島などがある。
透明は、『美呂島』とも言われる。
五島列島を形成する基盤岩の五島層群という砂岩でできた島。
島の名のもととなった、ビリョウ樹が繁殖し、
地質学的にも、植物学的にも貴重な島であり、
オオミズナギドリの繁殖地にもなっていて、
海鳥の島としても大変貴重な島。
古い昔、人が住んでいたと伝えられる。
1590年代に豊臣秀吉が朝鮮征伐のときに、
戦勝を祈願して長楽寺を建てたといい、現在も寺屋敷跡があるといわれる。
藪路木島住民の薪採取の地となっていた。
寺屋敷という地名がのこり、ミカンの木や、井戸があったという。
しかし、もう数世紀以上、無人島だという。
平成元年5月29日にベトナム難民104名がこの島に漂着して、
話題になったことがある。




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