長崎県　大村市にある
臼島
（うすしま）。

面積0.06平方キロメートル、周囲1.72キロメートル、標高77.8メートル
無人島。
大村港の南沖合に浮かぶ。
島の形が米をつく臼に似ていることからこの名がついたという。
市内中心部のすぐ目の前にあり、
大村の人たちにとってはシンボリックな島。
この島に人が住んだという記録は見かけられないが、
多くの歴史がある。
江戸時代にはこの島に狼煙場が置かれたという。
1617年には取り締まりを受けた神父二人が
処刑されるためにこの島に向かったが、処刑できなかったという記録もある。
1818年の疱瘡流行時には、老人子供をこの島に避難させたという記録がある。

現在、臼島は子供たちが夏休みの期間『臼島冒険王』などの行事で
楽しんでいるという。