島の散歩


樺島

長崎県 長崎市にある
樺島
(かばしま)。

面積2.36平方キロメートル、周囲8.0キロメートル、標高123メートル
人口526人(2017年9月現在)。
野母半島の先端、野母崎付近にあり、
途中の無人島の中島経由で、
橋で繋がれ、徒歩や車で行き来できる。
樺島大橋は1986年に開通している。
水が豊富な島で、島内各所に湧水が出ており、
船舶に水を補給するため、井戸が随所に掘られ、
水が豊であることから『川場島(かわばしま)』が訛って樺島と変化していった
と言われている。
南洋産の大ウナギの産地として、国の天然記念物に指定されている。
『オオウナギの生息井戸』は樺島の見どころのひとつ。
中世から潮待ちの島としてにぎわい、
明治以降は三池や天草炭鉱へ運ぶ船が寄港して、
大いに栄えたという。
水産業が盛んで、タイ、イワシの一本釣り、まき網漁が盛ん。
島の南の果てには樺島灯台がある。




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