島の散歩


横島

長崎県 長崎市にある
横島
(よこしま)。

面積0.002平方キロメートル
無人島。
香焼町の南、竹崎鼻の南西約600メートル沖合に浮かぶ。
明治初期は東西330メートル、南北61メートルの松がまばらに植生した
島であったという。
1894年、横島では炭鉱開発が開始された。
島内には発電所が設置され、
香焼村では初めての発電所があったという。
島内には、病院や小学校も設置された。
狭い土地柄もあって小学校は島の東側に埋め立て地を造成して
建設したという。
炭坑最盛期には人口は700人を数えた。
しかし、1902年に炭鉱は閉山。
炭坑の期間は8年という短命であった。
その後、昭和40年代に入ると地盤沈下によって徐々に島は海中に没し、
現在は大部分が海中に沈んでいる。
現在はわずかに岩礁が東西2に分かれた姿を見ることができる。




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