長崎県　長崎市にある
野牛島
（やぎしま）。

面積0.024平方キロメートル、標高23メートル
無人島。
香焼町の東、埋めた立の工場群の湾内に浮かぶ。
かつては五郎江島、松島、辨天島など
多島美の景観の中にあったが
今は埋め立て地に吸収され、
野牛島のみが島として存在している。
昔、中国の商人が人参を密貿易するため
ヤギの腹を裂き、
その中に人参を隠し船で渡していたところ、
見つかってしまい、
そのヤギをこの島に放ったため、野牛（ヤギ）という名前がついたという。
当時はヤギがたくさん繁殖し、
ヤギの多い島だったという。
大正7年には焼却場が設置され、昭和25年まで使用された。
島の人口は、昭和27年には68人を数えたというが、
その後無人化した。
平成28年には福岡造船の野牛島工場が竣工した。