島の散歩


香焼島

長崎県 長崎市にある
香焼島
(こうやぎじま)。

面積4.49平方キロメートル、周囲19.7キロメートル、標高120メートル
人口4,512人(2000年現在)。
野母半島の付け根あたり西海岸にあり、長崎港の入り口にある。
今はもう完全に埋め立て地と一体化して、
陸地化している陸繋島。
古くは『上八木島』と称したともいわれる。
長崎港の入り口にあるこの島は、
軍事上の拠点としても重要視され、
1643年には遠見番、1651年には台場も置かれた。

江戸時代末期からは、香焼島は炭鉱の歴史が始まった。
三菱の資本も投入され、開発が進められ、
昭和39年頃まで行われていたという。
造船業は、昭和35年頃から、
昭和42に埋め立てが進められ、陸繋島化し、離島としての歴史を閉じた。
以後は造船の町として栄えている。
現在も、埋め立て地には三菱鉱業長崎造船所が大きな面積を占めている。




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