長崎県　長崎市にある
高鉾島
（たかぼこじま）。

面積0.03平方キロメートル、標高72メートル
無人島。
神ノ島の南東約200メートル沖合に浮かぶ。
禁教時代、1617年、殉教事件が起こった。
宣教師をかくまった宿主2人、ガスパル上田彦次郎と、
アンドレア吉田が高鉾島に連行され
多くの人の前で斬首されたという悲しい歴史がある。
遺体は西坂で殉教した人々と一緒に海に投げ込まれたという。
オランダ人は高鉾島をPappenberg （ 伴天連の山 ） と呼んだ。
江戸時代初期には、要塞化し、
1653年、高鉾島を含め長崎7箇所に
台場が置かれたが、
江戸時代の終わり1866年には台場は廃止された。
近代は、昭和27年に人口3人を数えている。