島の散歩


神ノ島

長崎県 長崎市にある
神ノ島
(かみのしま)。

面積0.4平方キロメートル、標高85.7メートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
人口不明。
長崎港の入り口あたりにある島で、
昭和42年の埋め立てにより完全に陸地化してしまった、陸繋島。
1610年には、幕府の命を受けた軍勢1200人が、
ポルトガル船を取り囲み船を爆沈させる事件があった。
その後、警護のための台場が1853年に完成、鉄製大砲が置かれた。
佐賀、矢上、諫早からの移住が多く、
幕末からはキリシタンの島となった。
明治時代後期には砲台がおかれ要塞化したという。

現在、島には美しいれんが造りの神ノ島教会がある。
また、教会の先の岬(獨空島)には、
4.6メートルもの、岬のマリア像(岬の聖母像)が立っている。
神ノ島の北〜東海岸〜南部には集落がぎっしり並ぶが、
西側の埋め立地には神ノ島公園、そして北へ工業団地が続く。




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