島の散歩


鷹島

長崎県 松浦町にある
鷹島
(たかしま)。

面積16.36平方キロメートル、周囲43キロメートル、標高104メートル
人口2,287人(2014年10月現在)。
鷹島へは唐津市肥前町から架橋されており橋をつたって車で行くことができる。
玄界灘と伊万里湾の境にある。
比較的大きな島で、歩いて回るには厳しい大きい島。
鷹島は、鎌倉鎌倉時代、元寇の主戦場であった悲しい歴史がある。
文永の役(1274年)では、
鷹島の島民がほとんどが、高麗(朝鮮)軍によって惨殺された。
2名しか生き残らなかったという。
弘安の役(1281年)では、またまた高麗郡が鷹島の島民を惨殺し、
高麗10万の軍隊が、鷹島を占拠した。
しかし、その後、鷹島に日本軍が襲来し、嵐の影響などもあって、
高麗2,3万の捕虜残し、高麗軍は壊滅された。
鷹島は日本の住民、武士、攻めてきた高麗の軍人など、
多くの人が悲しい血を流した場所である。
そのためか、鷹島には『首崎』『血崎』『血浦』などの地名が残っている。
近年、鷹島海底から高麗船や、陶器など大くの遺跡が発見されている。
700年は遠い昔のこのように思えるが、そんなに昔の話でもない。




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